皆様もご存知とは思いますが、「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」が平成22年5月26日に交付され、同年10月1日に施行されました。法律にも定められているにも関わらず、まだまだ公共建築物の木造化はそれほど進んでいる訳ではありません。
また建築現場の現状として、年々低下する新築住宅着工戸数から見える、住宅業界の低迷は我々業界における大きな課題とも言えます。その中で少し視点を変えれば、国や行政は木造化を推進したい考えであり、そこに新たなビジネスチャンスがあると考えます。「公共物件の入札には参加しないので関係ない」のではなく、民間企業にも当然この波は押し寄せて来ます。工務店・ゼネコンは岐路に立たされています。