木を腐りにくくさせる方法〜木の勉強会より〜/ 京都、亀岡市の注文住宅 「+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材」

【木を腐りにくくさせる方法〜木の勉強会より〜】

皆さん、こんにちは。「木の家」「自然素材」でお悩みなら三浦製材へ!亀岡市、京都市で注文住宅、リフォーム・リノベーション工事を手掛ける+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材です。

前回に続き、YouTube「木の勉強会」からのご紹介、『木は腐るから素晴らしい』です。今回は木を腐りにくくさせる方法について。

木が腐る原因となるのが腐朽菌の存在です。空気中の腐朽菌の胞子が木材に付着し、水分、温度、酸素という条件が揃うことで腐朽が始まります。

逆に考えると、この条件が揃わないようにすることで、腐りにくくすることは可能です。たとえば木に「塗装」を施す方法です。

塗装を行うことで木の表面に塗膜をつくり、酸素を遮断するのです。塗装のなかには腐朽菌を殺す塗料もあります。(※塗装方法の詳細については、スタッフまで尋ねください)

木を腐りにくくする保存方法もあります。
それが水面貯木場、木を水に沈めて保管する場所です。
水中乾燥という方法もあります。水に浸けておくと木は重くなるのですが、水から引き上げると乾燥しやすくなります。空気に触れさせないことで腐朽を防いでいるのです。

私の家の裏には山からの水を流す溝があります。小さな頃、溝の泥を掃除していたら父親に「掘りすぎたらだめ」と怒られたことありました。実は、溝の下には丸太を敷いてあり、その木を表にさらしてはいけないという理由でした。

こうした溝や、石垣の下に敷き入れる木を胴木(どうぎ)と呼びますが、洞木が腐ることはあまりありません。常に土に覆われていたり、水に入っていたりすると木は腐らないのです。

まとめると、気が腐るからイヤというのは、正しい使い方を理解できていないということだと思います。

使い方を間違えなければ木は腐らない、腐りにくくすることができるのです。

YouTube木の勉強会 第2回「木は腐るから素晴らしい」はこちらからご覧いただけます。