construction_diary
「解体して初めてわかる、住まいの真実」
古民家解体で見えた「3cmのズレ」リノベーションで最も大切な「下地」の決断
みなさんこんにちは。京都府亀岡市を拠点に杉の香りで元気をお届けする、リカバリーハウスの三浦製材です。
今回は、古民家リノベーションの現場で直面した「解体して初めてわかる、住まいの真実」についてのレポートです。
一見、真っ直ぐに見えた柱の裏側
今回の現場は、趣のある古民家のリノベーションです。
解体前は、柱も壁も垂直に立っているように見えていました。
しかし、いざ解体を進めてスケルトン状態にしてみると、驚くべき事実が判明しました。
なんと、柱が「3cm」も傾いていたのです。

なぜ、そのまま進めてはいけないのか?
リノベーションでは、古い構造に新しい設備や建具を取り付けていきます。
もしこの「3cmのズレ」を放置したまま新しいものを取り付けてしまうと、仕上がりに明らかな違和感が生じ、建具の立て付けや住み心地にも悪影響を及ぼします。
表面だけを綺麗にするのではなく、次の世代まで安心して住み継げる家にするためには、このズレを見過ごすわけにはいきません。
そこで私たちは、柱を垂直に直し、下地からすべてやり替える工事を行いました。

こうする事によって建具の建付けと呼ばれる、ドアや障子、ふすまなどが柱や枠に取り付けられて締り具合や開閉がスムーズにできるようになり、不具合もなく快適な暮らしが実現できます。
こうした地道な作業こそが、地震に強く、「森林浴をしているような、健康的な暮らし」を支える土台となります。
古民家再生は「経験値」がものを言う
古民家のリノベーションは、解体して初めてわかることが非常に多いのが特徴です。図面通りにはいかない現場で、いかに最適な判断を下し、木が持つ本来の強さを引き出せるか。そこがプロの腕の見せ所です。

三浦製材は、木の個性を見極める製材所としての知見と、古民家再生の豊富な経験を併せ持っています。
「古い家だから、傾きは仕方ない」と諦める前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。
誠実な住まいづくりをご提案いたします。
お問い合わせ・ご相談
三浦製材では、ショールーム「カーサフェリーチェ」にて、木のぬくもりを体感しながらの相談会も随時実施しております。
