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2025-08-30
古民家リノベーションでの防蟻処理
現在工事中の古民家リノベーションの現場で「防蟻処理」を行いました。
古民家は木の温もりや味わいが魅力ですが、同時に「シロアリ被害」や「木材の劣化」が心配な建物でもあります。特に築年数が経った建物では、床下や柱まわりなど、普段は見えない部分からダメージが進むことが少なくありません。

防蟻処理って本当に必要?
「うちは今まで大丈夫だったから…」と思われる方も多いのですが、シロアリ被害は気づいた時にはすでに進行していることが多いです。
例えば…
- 柱や土台がスカスカになってしまう
- 床がきしむ、沈む
- 大切な家の耐震性まで落ちてしまう
そうなる前に、予防としての防蟻処理 がとても大切なんです。
三浦製材では、ホウ酸を使った防蟻処理「ボロンdeガード®」 を使用しています。
その理由は大きく3つあります。
- 人にやさしい
ホウ酸は自然由来の成分で、人やペットへの安全性が高く、シックハウスの心配がありません。 - 効果が長持ち
一度処理すると揮発したり分解したりせず、木の中に長くとどまって効果を発揮します。再処理の手間が少ないのも大きな魅力です。 - 環境にやさしい
自然界にある成分を利用しているので、環境にもやさしく、安心して使えます。


今回の古民家リノベーションでは、床下や柱まわりにホウ酸水溶液をしっかりと噴霧しました。
さらに隙間からの侵入を防ぐために、専用のシール材で封じることで「二重の安心」を確保しています。
古民家の良さを残しながら、長く安心して暮らすためには「見えない部分のケア」が欠かせません。
ホウ酸による防蟻処理で、お施主さまにも安心してリノベーション後の暮らしを楽しめると喜んでいただけます。
もし古民家や木造住宅のリフォームをご検討中の方は、ぜひ「防蟻処理」についても一緒にご相談ください。