木造建築の新しい選択肢 木造耐震工法「テクノストラクチャー」 ◉テクノストラクチャーとは? パナソニックのテクノストラクチャー工法とは、木と鉄の複合梁「テクノビーム」による高い強度で、従来の木造建物の課題を克服し、鉄構造に引けを取らない強度と機能性を実現しました。 ◉なぜ今この工法で特殊工法として取り組むのか? テクノストラクチャーは認定工法であり、加盟する必要があります。またそれには加盟金や審査、研修が必要となり導入の障壁となっていました。しかし今回非住宅に限りオープンでの工法利用が可能となり、弊社協力工場が過去を担当し、三浦製材が販売窓口をさせていただきます。 建設コストが低減でき、 節税効果や補助金活用にも期待 木造は一般的に、鉄骨造などより工期が短く、また、建物が軽いため、基礎にかかるコストを大幅に抑えることができます。テクノストラクチャーは、木造を検討する際にネックとなる強度についても、鉄骨造にひけを取らない水準を実現。鉄骨造と同等の強さを持った建物を、木造レベルのコストで提案することが可能です。また、木造のため減価償却期間が22年で設定されており、鉄骨造よりも12年も短いのも特長の1つ。長期的な事業リスクを軽減でき、大きな節税効果や国や地方自治体の補助金活用による建設費圧縮をもたらす提案は、オーナー様にとって大きなメリットです。 コスト比較表 所得税軽減効果 最大スパン12m(平家の場合)の大空間を実現 施設や店舗で必要な大空間。従来の木造梁では、建物の重さを支えるため、柱で補強をする必要がありました。テクノストラクチャーは、鉄骨造と同等の広さを柱なしで対応可能。広い空間が必要になる施設の食堂や店舗の設計において、対応力を発揮します。大規模建築物のために開発された「グランドテクノビーム」。床梁は最大8mスパン、小屋梁は最大12mスパンの大空間を実現可能です。 その他の、テクノストラクチャーの詳細は、 パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社様 のHPをご確認ください。 ご相談から上棟までのおおまかなながれ ①ラフ設計(躯体、ラフプラン決定)・建築物の計画が出た時点で、極力早い段階での計画図を預からせて頂きます。設計事務所が構造検討や意匠デザインが固まってしまいますと、変更が効かなくなる恐れがある為、工法を使うのが困難となります。②構造チェック・頂いた図面を基に、構造チェックをさせて頂きます。壁柱なしの大空間が実現可能でありますが、限界があるのでチェックをさせて頂き、難しい場合には変更提案もさせて頂きます。③概算見積書作成・構造チェック後建築可能となれば、概算見積書の作成をさせて頂きます。大まかな叩き台となる金額を提示させて頂きます。④お施主様へプレゼン・それを元にお施主様(オーナー様や業主様)へのプレゼンをお願いします。⑤実施設計依頼(詳細部検討)・御発注が決まれば実施設計に移らせて頂き、詳細についての検討や打ち合わせを行います。⑥意匠図作成・⑤と同時進行で、設計事務所様での意匠図作成をお願いします。⑦確認申請(一ケ月前後)・申請図が出来次第確認申請となり、約1ヵ月前後の期間を要します(難易度によって変更あり)確認申請に関しましては、構造計算書作成や申請に関わるお手伝いをさせて頂きます。⑧着工準備(着工前打ち合わせ、部材準備)・確認申請が下りればいよいよと着工となり、事前打合せ、部材の準備に入ります。