木に書を書くこと

先日京都の有名の書の先生から、こんなご依頼がありました。

「看板に書を書くにあたり、木のお勉強が要るので、今ではないですが、10人くらいで伺うなんてよろしいでしょうか?」 「そして、木の性質などのお話をしていただけるでしょうか?」

嬉しいご依頼です。 そして、さすがプロだと改めて感じさせられました。

書家の先生は当然紙や墨、筆にはこだわるはず。 それぞれの性質を理解し、適した物を選ぶのも腕のうち。 木に書を書く場合、木の事を知るのもそれに通じるのでしょう。

墨の乗りが良い木悪い木、弾いたり滲んだりするのも味のうちかもしれませんが、知っているのと知らないのとでは大違い。

もう一度、勉強しておかなければ。 素晴らしい作品の一助になれたら、最高ですね。