〜木と山のお祭り「木霊祭り」開催のご案内〜

【概要】

三浦製材株式会社は2023年7月4日（火）午前10時～12時の予定で、弊社三浦製材株式会社工場内におきまして、木霊祭り（こだままつり）を開催させて頂きます。

木霊祭りとは、木や山の精霊に感謝をすると共に、命あるものを頂く事への祈りを捧げます。

• 木霊祭りの発端は、今から約30年前に亀岡市木材協同組合が発起人となり、初めて執り行われました。その後10年に一度のペースで開催されていますが、我々木材を扱うものとしまして、生き物である木材に対して感謝の気持ちを表すと共に、樹木に宿る精霊に対し祈りが必要と感じ、弊社独自で10年ほど前から毎年開催をして来ました。過去4回させて頂きましたが、新型コロナウイルスの蔓延により、しばらく休止していましたが今年より復活させて頂き、開催を決めたものです。
• 木霊祭りは日本全国開催されている所がほぼ無く、本来であれば山の神、木の精霊に対してのお祭りをするべき事だと思います。また感謝の気持ちを伝える事によって、山の環境や森林の再生問題への意識も高まり、環境問題にも貢献できるものと考えます。
• 祭典当日は地元の氏神様である素戔嗚神社の宮司、宮内寛氏に神事を執り行って頂き、祝詞奏上をお願いしております。林業、木材、建築関係業者、また地域の役職の方などをお招きし、広く開催が出来たらと考えます。
• 当日は亀岡市長（ご代理）南丹振興局局長（ご代理）田中府議会議員様、中村正孝府議会議員様、亀岡市森林組合組合長山脇安三様をはじめ、木材林業関係者のみならず、地域の方々をお招きして開催させて頂きます。現在12名のご来賓を予定しています。

【今後の展開】

木材業者、林業業者が山や木材に対しての感謝の気持ちを今以上に持つことにより、木材を有効利用し森林の環境整備に力を入れる一助になればと考えます。普段当たり前に木材として向き合っている山や森林ですが、本当は生き物であり神が宿っている事を認識しなければなりません。そこからより良い未来づくりへの一歩が踏み出せる事を目指します。