建材や、木材からの空気環境を考える/ 京都、亀岡市の木材屋・材木屋 「三浦製材」

おはようございます。
木材担当の堀です。

前回のブログでは、空気質について少し触れてみました。
・TVOC(化学物質の放散量)を調査するキットの紹介
・普段の生活で、空気環境における空気質を選ぶことは難しい

今回のブログの内容は、その空気質について一部深掘りしていこうと
思います。

※ブログの内容は、勉強会等やネットでの記事を元に個人的見解が含まれて
いることも多いので、必ずしも内容が正しいということではありません。
このブログを読んでいただいている方の中で、何かお住まい作りのヒントとして
一つの判断材料に役立てて貰えれば幸いです。

さて、問題です。

問題:人が生活をする中で、室内で過ごす時間は一体凡そ何時間と言われているでしょうか。

 

答え:21時間
※室内は、移動中の電車や学校、仕事場等も含まれるが、基本密閉された空間に1日の大半を過ごしている事には改めて驚かされます・
このコロナ禍において室内にいる時間がグッと増えた方も多いかと思います。

 

 

問題2:人が、1日で食べるご飯の量は、何キログラムでしょうか?
また、では、人が1日に食べる(吸い込む)空気の量は?

 

 

答え:ご飯の量・・・約2㎏/日(体重50㎏の人)
空気の量・・・約20㎏/日(体重50㎏の人)
と言われているそうです。

人は、1回あたりの平均換気量が0.5ℓであり、
1日における呼吸量は28,880回(20回/分)。

0.5ℓ×28,880回/日=14,440ℓ/日となり、約20㎏/日の量となるんです。
ご飯に換算すると約100杯分にも相当します。
食事での比較は、言うまでもなく約10倍の量を摂取しています。

 

 

前回ブログで書きました、空気環境の大きな特徴は、
場所ごとに空気質を選ぶことができないということです。

自分で呼吸する空気は、自分で守らなけれなりません。
空気は場所を選べません。質も選べません。

住環境の空気環境は、法律によって基準が決められいます。
でもそこには大きな落とし穴が・・・・

次回シックハウスや化学物質過敏症についてです。
普段当たり前のように使われている、建材や木材が空気環境にどういった
影響を及ぼしているかに迫っていきたいと思います。