木には伐採してもいい時期「切り旬」がある〜木の勉強会より〜/ 京都、亀岡市の注文住宅 「+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材」

【木には伐採してもいい時期「切り旬」がある〜木の勉強会より〜】

皆さん、こんにちは。「木の家」「自然素材」でお悩みなら三浦製材へ!亀岡市、京都市で注文住宅、リフォーム・リノベーション工事を手掛ける+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材です。

私たちは毎月2回(通常は第2・第4土曜日)、木に関する色々なテーマを取り扱う『木の勉強会』をオンラインで開催しています。その内容はYouTubeにも掲載していますので、その一部を抜粋してご紹介いたします。

今回のテーマは『木の基礎を学びましょう 前篇』。「切り旬」と「木の流通」について解説をさせていただきました。

①「切り旬」について

木材には「切り旬」という、伐採してもいい時期があります。「切り旬」の期間とは秋のお彼岸から春のお彼岸まで、秋から冬にかけてのこと。この時期は木が成長を休み、根から吸い上げる水分量が減っているので伐採に向いているのです。

逆に「切り旬」を逃した木にはデメリットが生じます。春から夏にかけての水分をたっぷり含んだ状態の木は、伐採した後も害虫が入りやすくなり、カビの発生や腐敗もしやすくなります。また、歪みや縮みの影響も受けやすくなります。

なので、三浦製材では「切り旬」を外した木を避け、「切り旬」に伐採した木をストックして、品質の良い製品を供給するようにしています。

②木の流通について

山に生えている木は、山主(やまぬし)さんから素材業者が購入します。伐採された木は原木市場に供給され、そこで私たち製材業者が競り落とします。製材所は購入した原木を製材して、プレカット工場や工務店さんへ販売するというのが一般的な流れです。

最近では、森林組合が山主に交渉して伐採し、直接製材所に販売するスタイル、流通を簡素化する流れも登場しています。

YouTubeでは詳細にご説明していますので、ぜひご覧になってください。

木の勉強会 第1回「木の基礎を学びましょう 前篇」