またもやウッドショックの再来か?!今後どうなる米松の行方

去年木材業界を混乱に招いたウッドショックも、10月以降はある程度落ち着きを見せて商品もある程度流通をはじめ、価格も高値ではあるものの横ばい推移となりました。 今年はある程度価格も下がるかもと予測していたいのですが、先日日刊木材新聞に載っていたのでお話させて頂きます。

日本国内での価格や供給量を決めるのは、中国木材であると言っても過言ではありません。 ちなみに日本の米松丸太の輸入量の80%が中国木材で消費されており、国内構造用KD材使用量のうちの95%が中国木材のドライビームとなっているので、ほぼ全量中国木材製品となりますね。
なので供給量や価格についても、ほぼ中国木材に決定権があり、ダントツのプライスリーダーとなっている訳です。 その中国木材の堀川社長が今回の受注制限継続と価格上昇についての要因を、次のように語っています。(日刊木材新聞1月19日号より)  

① 海外からの実習生の帰国による増産体制が取れなくなったのと併せて、新型コロナウイルスの         感染者が増加し減産となった。

 ② アメリカの2×4の価格の高騰により、米松輸出に対して大きな影響を及ぼしている。

 ③ 輸入用の運搬船のスケジュールが取れにくくなっており、必要な入荷量が確保できない。

 ④ アメリカ港湾労働者の労使交渉やストライキにより、原木出荷が思うように進まない。

 大きく以上のような事が挙げられますが、それにもましてアメリカ現地の原木価格が高騰を続けており、アメリカ国内の製材所も原木を買うために金に糸目をつけない仕入れとなっています。このままいけば加工最高の上げ幅となる可能性があり、日本への影響は3月から4月には出るかと思われます。

 このような事態にならない事を願っていますが、事前に情報を持つことは有利に動けると思いますので、ご活用頂けたら幸いです。  

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